「中田翔退団」が理由じゃない? Bクラス濃厚の日本ハムが後半戦 “奮闘” 見せている背景

2021年09月22日 05時15分

ここにきて奮闘を見せている日本ハムの栗山監督(東スポWeb)
ここにきて奮闘を見せている日本ハムの栗山監督(東スポWeb)

 あの男の退団が理由ではない!? 日本ハムがシーズン終盤に入りなぜか復調の兆しを見せ始めている。

 現在チームは借金「14」でリーグ最下位に低迷中。CS進出圏内の3位チーム(楽天)とも8・5ゲーム差もあるため、普通なら淡々と後退しても不思議ではない。だが、チームは8月を13試合4勝5敗4分で乗り切ると、9月も6勝7敗4分と奮闘中。なぜかシーズン終盤になるにつれ、調子を上げつつあるのだ。

 このシーズン終盤の復調劇。一部では同僚への暴行を含めベンチの雰囲気を悪化させていた中田翔内野手(32)が巨人にトレードされたことが要因と言われるが、現場関係者に聞くと「それは理由じゃない。時期が偶然重なっただけでしょう」と否定し、別の理由を挙げる。

「チーム自体は最下位に低迷していますが、選手には来季もありますからね。特にウチ(日本ハム)は今オフ、栗山監督が退任するとうわさされています。監督交代はこれまで出場機会に恵まれなかった選手、特に若い選手にとって格好のアピールの場になる。選手もそんなチームの空気を察しているからこそ、奮闘を続けているはず」(前出関係者)

 確かに9月に入って、ルーキーの今川や西武からトレードで加入した佐藤ら20代選手が台頭。プロ3年目の野村も主軸として着実に成長している。加えて清宮も二軍とはいえ本塁打王争いに名乗りを上げるなど覚醒の予感を漂わせている。

「現場にはこれまでのような名前でレギュラーを張れる空気はないですし、逆に優勝やCS進出の望みが薄くなった分、吹っ切れた感もありますから。個々の奮闘が期待できるので、チームとしてはまだ伸びしろがありますよ」とは前出関係者。

 シーズン序盤はパのお荷物的存在だったが今や上位を食う勢いがあるだけに…。優勝やCS進出争いを続ける他球団は軽視禁物か。

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