2位・オリックス まだ続く“負の連鎖” ジョーンズら助っ人、主力が大量離脱…勝機あるのか

2021年09月19日 05時15分

チームを離れることになったオリックス・ジョーンズ
チームを離れることになったオリックス・ジョーンズ

 正念場を迎えたオリックスの受難の連鎖が止まらない。2年目助っ人のアダム・ジョーンズ外野手(36)が17日に登録を抹消。身内の不幸で家族と一時帰国することになった。

 再来日したとしても2週間の自宅待機期間を考えると、シーズン中の再合流は難しい状況となり、フロント関係者は「戻ってきてくれても試合が終わってしまう。飛行機のこともあるし、こればかりはどうなるかわからない」と肩を落とすばかりだ。年齢的な衰えはあるとはいえ、今季は代打の切り札として勝負強さを発揮してきただけに、チームには痛すぎる離脱だ。

 6月末から首位を走ってきたオリックスだが、後半戦からケガ人が続出。8月22日に新助っ人のラベロが二軍戦で左手首に死球を受けて左尺骨遠位端骨折、9月5日に主砲の吉田正が左太もも裏の筋損傷、12日には新助っ人のバルガスが左内腹斜筋の損傷、さらに右肘関節炎で6月末から二軍調整していたエースの山岡も17日にクリーニング手術を受け、今季の復帰は絶望的だ。

 投打の要の山本と杉本が奮戦する一方でチームは下降線をたどり、球団関係者は「ケガ人は仕方のないことだけど、これだけ続くとは…。特にラベロ、バルガスは主力に何かあった時の保険のためにシーズン途中で獲得していた。それに大城(右膝前十字靭帯損傷)とかの脇役の故障も痛い」とこぼしている。

 18日の西武戦(京セラ)はその山本の好投で4―0と快勝し、ロッテと2・5ゲーム差。残り28試合を現有戦力で乗り切るしかなく、中嶋監督は「いろんな選手がいなくなった。今いる選手でやりくりするしかない」と話し、関係者も「ロッテみたいにチーム力で勝っていくしかない。本当の意味で力が試される。接戦をモノにできればまだ可能性はある」と見ているが、果たして…。

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