ヤクルトの塩見泰隆外野手(28)がサイクル安打を達成した。

 18日の巨人戦(東京ドーム)に「1番・中堅」で出場した塩見は、6回の第4打席で相手3番手・高梨の3球目、129キロスライダーにバットを振り抜いた。打球は左翼線を転がり二塁打となった。

 塁上でガッツポーズの塩見。この日は初回に右前打を放ち、3回の第2打席は右翼の手すりを直撃する三塁打をマーク。4回二死一、二塁で右翼スタンドに12号3ランを放ち、この時点でサイクル安打に「リーチ」をかけていた。

 4打席目〝一発ツモ〟でプロ野球71人目76度目の快挙を達成。前夜の17日の同戦でプロ入り初の満塁弾を放ったツバメのリードオフマンが、最高の勲章を手に入れた。