好投に応えろ! ソフトバンク・マルティネスは“フォアザチーム”のナイスガイ

2021年09月17日 06時15分

甲斐(左)の激励を受けるマルティネス
甲斐(左)の激励を受けるマルティネス

 ソフトバンクが16日のロッテ戦(ペイペイ)に1―1で引き分け。2カード白星なしの苦しい戦いが続き、いよいよ後がない状況となってきている。中5日の先発で抜群の投球を見せながらも、またしても白星がつかなかったのがニック・マルティネス投手(31)だ。

 今カードの初戦の敗戦後に行われた工藤監督のミーティングを受けて「短期決戦だと思って、ここから全勝するくらいのつもりでチームとしてもやると思うので、自分も投げる試合は全試合勝つつもりでやろうと思う」と闘志を燃やして臨んだマウンド。気迫の投球で0を並べた。しかし、味方の援護が初回の1点のみ。7回を投げて4安打1失点は十分すぎる投球だったが白星をつかむことはできなかった。

 それにしても白星が遠い。今季初登板は5月1日のオリックス戦(京セラ)。そこから前半戦だけで7勝をマークしてチームの救世主となった。後半戦も先発した5試合すべてで2失点以下に抑えており、防御率1・54と圧巻の投球を続けているが…。オリックス・山本と2週連続で投げ合うなどマッチアップにも恵まれず一度も勝っていない。

 降板後のマルティネスは「拓也(捕手の甲斐)がとてもいいリードをしてくれて、すごく良い試合運びができたと思う。守備に何度も助けてもらった。良い投球ができたと思います」。これまでと同様に周囲を立てて感謝を口にした。フォアザチームのナイスガイ右腕の投球に報いることができない戦いが続いていることが、苦しいチームの現状を物語っている。

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