自力V再消滅で「どうせ最後はソフトバンク」の〝安心理論〟に異変

2021年09月15日 06時15分

ソフトバンクは戦力的に頭一つ抜けているが…(東スポWeb)

 このまま〝鷹のターン〟は来ないのか――。ソフトバンクが14日のロッテ戦(ペイペイ)に1―3で敗戦した。3連敗で借金2。首位・ロッテとの差が7・5ゲームに広がり、自力Vの可能性が再び消滅した。

 数字上は厳しい状況に追い詰められた。ただ、工藤監督は「このゲーム差が優勝に届かないかといえば、僕は全然そんなことはないと思う。明日、明後日をしっかり戦えばまだまだね。逆転のチャンスもあるんじゃないかなと思っているので。みんなで一丸となって戦って頑張っていきたい」。力を込めてファイティングポーズを取った。

 戦力的には頭一つ抜けており、ここ一番での勝負強さにも定評がある。これまでもパ球団の複数の関係者が「今はこけてくれているが、どうせ最後には上がってきてますよ」と〝どうせ論〟を口にしてきた。しかし、今年はどうも勝手が違う。「いよいよ乗っていきそうというところで、ことごとく乗り切れない」(チーム関係者)。

 この日もロッテ側は主砲・マーティンが発熱(検査の結果コロナ陰性)により不在となる緊急事態。後半戦負けなしのエース・千賀で同一カード3連勝に向けて好発進を切りたいところだった。しかし、投打がかみ合わない。千賀は自己最多タイの14奪三振の快投を見せたものの、打線の援護がなく1―1の8回に勝ち越しを許して土をつけられた。

 チーム防御率はダントツ。得点数も2位で得失点差はリーグトップだ。いよいよ後がなくなってきた。

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