ソフトバンクは14日のロッテ戦(ペイペイ)に1―3の逆転負けを喫し、自力優勝の可能性が再び消滅した。中5日でエース・千賀を先発に立てた大事なカード初戦を落とし、首位ロッテとのゲーム差が7・5に拡大。逆転優勝への道が一段と険しくなったが、工藤公康監督(58)はファイティングポーズを崩さなかった。

「このゲーム差がもう優勝に届かないかと言えば、全然そんなことはないと思っている。明日、あさってをしっかり戦えばまだまだ。全然、逆転のチャンスもあるんじゃないかと思う。ホークスの本当の戦いをファンの皆さんに見ていただけるように、また明日から頑張りたい」。残り31試合、可能性がある限り決して優勝をあきらめない。