巨人は14日のDeNA戦(東京ドーム)に2―3で敗れた。

 試合の潮目となったのは1―1の7回だった。好投を続けていた先発の山口が一死走者なしからソトへの頭部死球で危険球退場。すると2番手で緊急登板した田中豊が、牧に投じた初球のカットボールを左中間スタンド中段まで運ばれ、2点を勝ち越された。結果的に、代わりばなのこの1球が決定打となった。

 ただ、試合後の原辰徳監督(63)は「まあ、ベストを尽くしているわけだからね。そういうこともあるでしょう」と責めることはなかった。打線も低調で、我慢の時が続く。