ソフトバンクは3位を狙うべし! 加藤伸一氏〝ロッテ3連戦負け越したら…〟

2021年09月13日 11時00分

ロッテ戦での先発が予想される千賀(東スポWeb)

【インハイ アウトロー 加藤伸一】なるべくなら評論記事は前向きなことを書きたいが、いかんせん今のソフトバンクには明るい材料が見当たらない。3連勝も期待できた10日からの日本ハム3連戦(札幌ドーム)で2敗1分け。11日の第2戦では初回11失点と目も当てられない惨状で5―17の大敗を喫した。

 残り32試合で首位ロッテとは6・5ゲーム差。直接対決が9試合あるため自力Vの可能性は残されているが、東浜の離脱で先発のコマ不足が深刻となる中で数字的にはかなり厳しい。中5日で千賀とマルティネスを投入することが予想される14日からの3連戦(ペイペイ)では勝ち越しが最低限のノルマになる。

 もし逆の目が出るようなら…つまり、負け越すようなことがあれば、今後の戦い方を大きく見直すべきだろう。ロッテにターゲットを絞った戦い方をしていたら、オリックスや楽天に足をすくわれてクライマックスシリーズ(CS)への切符も取り逃がす危険性があるからだ。

 理想がリーグV↓CS突破↓日本シリーズ制覇であることは言うまでもないが“二兎を追うものは一兎をも得ず”と言う。ソフトバンクにとっての最大目標は5年連続日本一であり、その権利を得るためにも3位確保を最優先すべきだろう。今回のロッテ3連戦の後は楽天3連戦を挟んでロッテ2連戦が控え、10月になると1日からオリックス3連戦、直後に5日から楽天2連戦と続く。14日からのロッテ戦の結果次第で最も信頼できる千賀とマルティネスを別カードに切り離すのも手だ。

 昨年はソフトバンクが10月10日以降の24試合で最大12連勝を含む21勝3敗だったのに対し、ロッテは25試合で7勝17敗1分けと失速した。チームの勢いやメンバーも違うので同じことを期待するのは酷かもしれないが、日本シリーズ5連覇への道はまだ残されている。

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