巨人の小林誠司捕手(32)が今季1号を放った。

 12日の広島戦(マツダ)で同点の7回二死走者なしで小林が鯉先発・床田の2球目、137キロのスライダーをフルスイング。高々と上がったボールは左翼スタンドに飛び込む1号勝ち越しソロとなった。

 ここまで打率1割8厘、わずか4安打の小林の2019年7月4日の中日戦以来2シーズン、801日ぶりの一発に巨人ベンチはお祭り騒ぎ。打席の準備をしていた菅野も打球を目で追うと、手を叩いて祝福した。

「スガコバ」で臨んだ1日のヤクルト戦(東京ドーム)でも小林は3回に二塁打を放ち、丸の先制2ランにつなげていた。この日も菅野を好リードした小林が、バットでも最高の援護をしてみせた。