ソフトバンク・松田が300号王手 試合惨敗のウラで工藤監督からかけていたハッパ

2021年09月11日 22時22分

ソフトバンク・松田(東スポWeb)

 ソフトバンク・松田宣浩内野手(38)が11日の日本ハム戦(札幌ドーム)で12号ソロを放ち、節目の通算300本塁打に王手をかけた。

 7回の先頭で左腕・加藤の初球スライダーを左中間席に運んだ。「8番・三塁」で6試合ぶりのスタメン。工藤公康監督(58)は試合前、加藤との相性を重視しての起用であることを明かした上で熱いメッセージを送っていた。

 若いリチャードの奮闘が続く一方で、ベンチに回っていた松田。指揮官は「燃えるものはあるだろうね。ムラムラくるのが野球選手。『くっそー、見てろよ』と思うものだから」と心中を察し「それを今日出してもらえれば」と期待をかけて送り出した。

 レジェンドたちと同じように、キャリアの〝通過点〟にいると説いた。「(目標として)野手なら45(歳まで現役)!。野村(克也=元南海)さんにしても金本(知憲=元阪神)にしても、みんなやってきてるんでね。そういう人たちもずっと試合に出てきたわけじゃないから。出られない時に何をしていたか。出た時にしっかりと結果を残してきたんでね」。そして、最後は明るく「松田はまだまだ30代なんだから、まずいっしょ!」と尻を叩いた。

 この日のゲームは初回に11失点を喫して、5―17の屈辱的大敗だった。その中で、リチャードが先に一発を放り込むと、すぐさま松田が意地のアーチをかけた。この試合だけで見れば空砲だが、チームとしても、松田にしても意味ある一打にしたいところだ。

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