ソフトバンクは11日、周東佑京内野手(25)が10日に佐賀市内の病院で「右肩関節鏡視下関節唇形成術」を受け、無事終了したと発表した。今後は1週間から10日程度入院し、復帰まで約6か月を要する見込み。

 この日の日本ハム戦(札幌ドーム)前に取材に応じた工藤監督は「野球選手は打って守って走ってと3つやって初めて野球をやってる充実感、やりがいを感じるものだし、感じていかないといけない。僕はいい選択だったと思う。絶対、彼の野球人生を考えたらプラスになる」と語った。

 育成出身の周東は、昨季50盗塁をマークして「盗塁王」を獲得。今季は不動のリードオフマンへの成長を期待されたが、70試合に出場して打率2割1厘、3本塁打、5打点と思うような結果が残せなかった。

 それでも21盗塁は10日時点でリーグ2位タイ。持ち味の俊足はチームにとっても大きな武器だった。今後はリハビリに専念し、来季の完全復活に備える。