西武生え抜き初の2000安打を達成した栗山巧外野手(38)に本人が尊敬してやまない松井稼頭央二軍監督(45)も最大級の賛辞を贈った。

 自らもNPB通算2090安打、日米通算2705安打をマークする松井二軍監督は「まずはクリ、おめでとう! ここ最近は、打ったかな? 打ったかな? とずっと気になっていました。今日はジャイアンツ球場でファームの試合があって、終わった後、コーチ陣も一緒にネットで調べたら達成していて。みんなで喜びました。クリと一緒にやってたコーチもたくさんいますしね。後から映像もチェックしましたよ」とコメント。

 その上で「今日は先発が岸、マスクが銀仁朗、で、最後は牧田でしょ?ライオンズを離れたメンバーとも、何かの縁を感じますよね。クリのことだから、もう気持ちは2001本目を目指すことに切り替わっているんだろうなと思います。残りのシーズンもケガなく過ごしてほしいです。本当におめでとうございます!」と祝福した。

 栗山が「現役最後の1年、一緒にプレーしただけでも幸せでした」と尊敬してやまない松井監督からの祝辞。そのレジェンドと同じ〝2000安打クラブ〟にこの日、晴れて仲間入り入りを果たした。