楽天・石井一久監督(47)が8ー5で勝利した4日の西武戦後、史上54人目の2000安打を達成した西武・栗山巧外野手(38)の偉業を称えた。

 西武時代の6年間(08~13年)、チームメートとして苦楽を共にした指揮官は、10歳年下の栗山を「本当に努力の天才というか努力できる選手」と称え、プロ20年目で到達した金字塔にこう祝福の言葉を添えた。

「それだけじゃなく強い気持ちというか、1球1球にもデッドボールに当たって行くとかでも闘争心をむき出しにしていける選手。だからこそ、これだけ長く現役生活ができたんじゃないかなと思う。その積み重ねのご褒美が今日の2000本だったんじゃないかなと思う」

 この偉業に対しては、敵地の楽天ファンからも惜しみない祝福の拍手が送られていた。