侍ジャパン・小久保監督がベテラン黒田を熱望する理由

2015年01月24日 11時00分

侍ジャパン入りを熱望されている黒田

 日本代表・侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)が、ベテラン右腕の加入をひそかに熱望している。

 先日、日本や米国など野球の世界ランキング上位12の国と地域で頂点を争う「第1回プレミア12」が日本と台湾で共催となり、日程についても11月8日から21日まで行われることが正式に決定。自らが監督に就任して初の国際大会となるだけに、小久保監督は「世界一になれるよう、最高のチームで臨みたい」と強い意気込みを見せているが、その胸の内ではサプライズメンバーとして広島・黒田博樹投手(39)の招聘を検討しているという。

 侍ジャパンは2017年に行われる第4回WBCでの戦いを見据えていたことから、これまでは若い世代のメンバー構成が基本線だった。しかし今年11月から2年に1度開催されるプレミア12がスタートすることが決まり、頂点を目指すべき国際大会の場が増えたため、NPB内からも「『次世代』という枠組みばかりにとらわれるのではなく、オンタイムの目線でも代表選考を行うべきではないか」との意見が増加。そうした声も踏まえた上で小久保監督は8年ぶりに古巣復帰を果たした“元メジャー侍”の黒田に白羽の矢を立てたようだ。

「黒田はメジャーでの経験が豊富で国際感覚にも優れている。もしプレミア12で代表メンバーに加わってくれれば、その真価を存分に発揮してくれるだろう。侍ジャパンの若手メンバーにとっても、手本のような存在になるはず。小久保監督も同じように考えていて、ここ最近は『黒田』の名前が会話の中でひんぱんに登場しているほどだ」(NPB関係者)

 ちなみに06年の第1回WBCで黒田は日本代表メンバーに選出されたものの、大会前の練習試合で右手を負傷して出場辞退を余儀なくされている。その後も第2回、第3回の同大会で侍ジャパン入りをオファーされたが、参加を断ってきた。
 今秋“40歳の初侍”は誕生するのか――。