中日・福谷浩司投手(30)が2日、右足親指の骨折のため、出場選手登録を抹消された。

 8月31日の阪神戦(甲子園)に先発した際、3回二死一塁の場面で近本の打球が右足を直撃。それでも続投を志願して4回まで無失点投球だったが、5回に突然、大乱調となり、一死も取れず4回0/3を5失点で降板した。

 痛みや腫れもあり、翌1日に名古屋市内の病院で検査を受け、骨折が判明。この日、福谷は自身のツイッターに「まさか折れてるとは思ってませんでした こんな形でチームを離脱するのは残念です 良いリハビリ生活を送って、よりパワーアップして復帰できるよう励んでいきます いつもご声援頂きありがとうございます! 引き続きよろしくお願いします!」とコメントを投稿した。

 阿波野投手コーチは「(痛めたのは)蹴り足なので最後に一番力を発揮しないといけないところ。おそらくそれを我慢しながらやり続けるということはパフォーマンスに影響すると思う。簡単に1回飛ばしというわけにはいかない」と説明。今季中の復帰は微妙な状況だ。

 今季開幕投手を務めた右腕の戦線離脱に与田監督は「しょうがない。一生懸命やった中でのプレーなので」と渋い表情だった。