巨人のチアゴ・ビエイラ投手(28)が31日のヤクルト戦(岐阜・長良川)で、NPB外国人史上最多記録に並ぶ31試合連続無失点をマークした。

 派手な打撃戦となったこの試合、ビエイラは2点リードの9回に6番手として登板。一死から左前打を許したが、その後を封じて無失点で切り抜け、雄たけびを上げた。

 2011年のファルケンボーグ(ソフトバンク)に並んだ右腕は「長い日本のプロ野球の歴史のなかで数多くの外国人選手がいたと思いますが、その中でこういう記録に到達できたことは本当にうれしく思います。神様にもチームにも感謝です」と満面の笑みを見せた。

 原監督も「非常に成長していますね。ウチの守護神という感じがしますね」と目を細めた。次は日本記録である平良(西武)の39試合連続無失点を目指す。