今夏限りでの勇退が明らかになった帝京高・前田三夫監督(72)に対し、教え子の一人でもある阪神・原口文仁捕手(29)が、感謝の思いを球団を通じて発表した。


「学んだことの大きさは計り知れないぐらい、今生きている人生に影響している。人間形成とか、野球の上達には欠かせない3年間だったので、本当に帝京高に入れて心から感謝していますし、高校からプロに進むこともできて、素晴らしい出会いを頂いたなと感謝しています」。

 オフ中の昨年1月には70歳を迎えた前田監督の「古希を祝う会」にも参加した原口。「1年でも長く現役で元気に、一軍で数多く試合に出て、活躍する姿をたくさん見せたい」と改めて恩師への恩返しを誓っていた。