中日・柳裕也投手（２７）が２８日の巨人戦（バンテリン）に先発。６回４安打１失点（自責０）と好投したが、１―１同点での降板で勝敗はつかなかった。

　柳は初回一死一、二塁とされるも、岡本を遊ゴロ、亀井を見逃し三振に仕留めてピンチ脱出。５回まで巨人打線を無失点に抑えていたが、６回二死満塁から大城に同点適時打を許し、この回で降板となった。

　９勝目を逃した柳は「１点も取られたくなかったです。球数が増えてしまったことを反省したいです」とコメント。それでも与田監督は「長打力のある打者が多いので、慎重になったかもしれないけど、その中でも粘り強く投げた」と“右のエース”の投球内容を高く評価していた。