左肋骨骨折で離脱していた巨人のセットアッパー中川皓太投手(27)が復帰戦で躍動した。

 22日のDeNA戦(東京ドーム)で左腕は1―4の7回に3番手として登板。クリーンアップを三者凡退に仕留めリズムを作った。チームはその裏、中田、ウィーラーの連続弾で同点に追いついた。

 原監督は「(中川)皓太もいい形で入って、気分も良さそうに投げていましたので、これからはフル回転でやってくれるでしょう」とうなずいた。

 6月19日の阪神戦(甲子園)以来、約2か月ぶりの復帰。侍ジャパンも辞退しリハビリに努めた中川は「クリーンアップの場面だったので抑えることができて良かったです。そのあとにチームに得点が入ったので少しは流れを引き寄せることができたのかなと思います。次回も頑張ります」と手ごたえ十分だった。