巨人の同期新人8人 「LINE」で岡本グループ結成

2015年01月10日 07時30分

真剣な表情でティー打撃に取り組む岡本

 巨人のドラフト1位・岡本和真内野手(18=智弁学園)ら新人選手たちの合同自主トレが8日、ジャイアンツ球場で始まった。チームの未来を担うヤングGは早くも“岡本グループ”を結成していたことが判明。その手法はいかにも現代っ子らしく、無料通話・メールアプリ「LINE」で自分たちだけのグループを作り、情報を共有しているという。

 この日のテーマを「気」と記し、キャッチボールやティー打撃で汗を流した岡本は「初日なので気持ちをしっかり入れようと思って書きました。ケガをしないように一日一日しっかりやりたい」と目を輝かせた。

 初の寮生活に加え、一挙手一投足をコーチ陣や報道陣に注目される慣れない環境下だが、心強い援軍がいる。同期入団したチームメートたちだ。

 新人選手によると実はジャイアンツ寮に入寮した6日、LINEに8人限定のグループを作り、全員が参加した。ここでのやりとりは加入者しか見ることができないため、率直な意見交換ができるという。

 ある新人は「ご飯も一緒に食べますが、LINEでコミュニケーションを取っています。連絡事項だったり、持って行くものを忘れないようにと言い合ったり」と証言する。

 また、別の同期も「規則も多いので、写メしたり。分からないことがあれば、俺はこうしたよとか、お互いに交換しています」と明かした。今回の新人は全員が平成生まれ。まさに時流を反映させたかのような親交の深め方だ。

 新人8選手が結束を固める背景には、ただ一人の高卒の岡本への配慮もある。「ライバルはライバルですけど、同じ世界に入った1年生同士。仲良く切磋琢磨したい」との思いがルーキーたちに共通認識としてあるようだ。

 一方で先輩G戦士からは、ジェネレーションギャップを感じさせる言葉も漏れてきた。「現代っ子っぽいね。同期で固まってLINEなんて聞いたことない」や「あまりくっつき過ぎない方がいいんじゃない!?」とプロの世界の厳しさを説く声もあった。
 ただ「手段はどうあれ活躍できればいいんじゃない?」との期待があるように、メンバーが結果を残せば疑問視する声も一掃できるはず。結束力の強さを生かして“岡本グループ”大躍進となるか注目だ。