最短デビューなるか。巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が20日のDeNA戦後、この日に日本ハムから電撃移籍してきた中田翔内野手(32)の翌日の一軍登録の可能性を示唆した。

 元木ヘッドは「打撃練習を見ていてもいい感じで振ってたし、(腰の状態についても)聞いたら『まあまあプレーできる。そんなに悪くないです』という話も本人はしてた。自分も心配していないです」と、新戦力の状態について言及。翌日から一軍登録が可能となるが「登録はするでしょうね。スタメンなのか試合(出場)じゃないのかは分からないですけど」と話し、電撃出場の可能性の高さもうかがえた。

 すべては、期するものがあるからこそ。この日の打撃練習中にも積極的に声掛けを行い、緊張気味の中田に終始笑顔を見せていた元木ヘッド。「やっぱり向かっていく闘争心だよね。魅力なのは打撃だしね。ボールを怖がらないし、向かっていく姿勢は見習っていくところはたくさんあるんじゃない?」と、大きな期待感を明かした。

 球界内外からも大きな注目を集める中田の動向に、21日以降も目が離せなさそうだ。