ヤンキース共同オーナーが松井“囲い込み”を厳命

2015年01月07日 08時00分

昨年2月のヤ軍春季キャンプで大声援を浴びる松井氏

 ヤンキースや巨人で活躍した松井秀喜氏(40)について、ヤ軍の共同オーナーを務めるハル・スタインブレナー氏(45)が“囲い込み”を厳命していることが明らかになった。指導者として松井氏の入閣を望むヤ軍側が実質的な動きを加速化し始めた理由の一つには、昨年末に広島復帰を決めて退団した黒田博樹投手(39)の存在もリンクしているという。注目される松井氏の現場復帰は「まず米国で」ということになるのか。

 

 

 松井氏に興味を示す球団は巨人だけではない。世界一の超名門球団もまた、ゴジラの第2の野球人生に熱い視線を送っている。


 ヤ軍に近いメジャー関係者によれば「ヤ軍のハルオーナーがキャッシュマンGMら幹部たちに『ヒデキ(松井氏)は素晴らしい指導者になれる逸材。彼を放すな』と語っていて、松井氏を囲い込むべく徹底マークするように命じている。オーナーの意向もあって、ヤ軍側はどうやら松井氏のコーチ就任を強く望んでいるようだ」。


 異母兄弟の兄・ハンク氏とともにヤ軍共同オーナーを務めるハル氏。その球団最高権力者の一人が松井氏に深くホレ込んでいるのは、実をいうとヤ軍関係者の間では以前から知られていた。


 松井氏が現役を引退してからも「レジェンドOB」として本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたイベントに幾度となく姿を見せ、その際にスタンドから必ず万雷の拍手と声援が向けられることで「そういう光景を見るたびにハルオーナーは『ヒデキはNYのファン、そしてヤンキースが生んだ宝物だ』と目を細めていた」(前出のメジャー関係者)という。その一方でハル氏がわざわざキャッシュマンGMら幹部に“ゴジラ囲い込み”を命じた裏側には、別の事情も絡んでいる。ヤ軍からFAとなって古巣の広島へ復帰した黒田の決断に、同氏が大きなショックを受けたからである。