巨人・大城卓三捕手(28)が15日の中日戦(東京ドーム)で自己最多タイとなる9号ソロを放った。

 3―0の4回に相手先発・小笠原のチェンジアップを右中間席に運び、リードを4点に広げた。「頑張っている(先発の)戸郷のために打ちました。追加点を取れて良かったです」と喜んだが、もう一つの注目はダイヤモンドを一周した後だ。原辰徳監督(63)がリーグ戦再開前に新たに「わっしょいベースボール」の指針を示したため、初回に先制ソロを叩き込んだ坂本に始まり、3回にウィーラーの2点適時打で生還した丸と松原、そして大城もベンチ前ではみこしを担ぐポーズでお祭り騒ぎ。

 後半戦2連勝スタートを切った原巨人が上々の雰囲気で試合を優位に進めている。