中日・与田剛監督(55)が東京五輪・野球で悲願の金メダルを獲得した侍ジャパンに「本当にありがとうですよね」と感謝した。

「(大野)雄大だけでなくオールスターのときにオリンピックメンバーと話す機会もありましたけど、疲労も蓄積しているだろうし」と侍ジャパンのメンバーをねぎらった与田監督。「他のアスリートも含めてみんなが必死になって戦ってくれた姿というのはわれわれもいろいろ感じるところが多い。野球だけに限らずメダルを取る取らないは別にして必死になってやっている姿というのは僕はすごくうれしい」と五輪に参加した全てのアスリートに対してリスペクトの思いを持っている。

 自身は2009年(優勝)と13年(ベスト4)にWBCの投手コーチを務めているだけに国際試合で勝つ難しさはよくわかっている。それだけに「みなさんの思いが形になってよかったなと思います」と金メダルという最高の結果になったことを喜んでいた。