日本ハムのドラフト1位・有原航平投手(22=早大)が24日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設を見学した。

 寮、室内練習場、球場などを約1時間かけて見学した有原は「素晴らしい施設。部屋は早稲田の寮より広かった」と笑顔。同じく早大から1位で入団した斎藤佑樹投手には「しっかりあいさつして、教えていただきたい」と対面を心待ちにしていたが、この日は斎藤が姿を見せず。やはり同じ1位指名の“先輩”大谷翔平投手との顔合わせが実現した。

 とはいえ、施設内でほんの一瞬、あいさつを交わしただけだったが“年下の怪物”については「素晴らしい結果を残していますし…。とりあえず自分のやることを頑張りたいです」と話した。

 4球団競合の末に獲得した156キロ右腕は、右ヒジを痛めた影響で今秋は不調。リーグ戦終了後はノースローだったが、最近になって軽いキャッチボールを再開したという。「リーグ戦後にしっかり休むことができたので、いい状態です。ヒジの状態次第ですが、2月1日に向けてやっていきたい」と意欲を見せた。どこまで復調してくるか。