ソフトバンクの新戦力ダリエル・アルバレス外野手(32=BCリーグ茨城)が、31日のヤクルトとのエキシビションマッチ(ペイペイ)に「2番・左翼」でスタメン出場。またしてもバットでアピールに成功した。

 初回にセンターフェンス直撃の二塁打を放つと、3回には左翼フェンス直撃のタイムリー。これで初出場から4試合のうち3試合でマルチヒットを記録。打率4割6分2厘(13打数6安打)と対応力の高さを見せた。

 頼みのグラシアルが復帰まで時間がかかっているものの、8月1日の練習からはデスパイネが一軍合流予定だ。

 工藤監督はアルバレスについて「タイミングの取り方がうまい。多少抜かれても変な空振りではないし、タイミングがしっかり取れれば長打もある。いずれホームランになったりするんじゃないか。初球から投手に向かっていく姿勢が見られる」と評価。

 ポジションの兼ね合いもある中で「残りの5試合を見ながら考えていかないといけないかなと思う」と期待を込めた。