楽天は23日、銀次内野手(33)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。22日のPCR検査で陽性と診断されたもので、銀次は21日の夜に38・1度の発熱があり、悪寒と頭痛症状を訴えていた。23日朝の時点で熱は36・7度まで下がっているが、のどの痛みがあるという。

 球団は同選手を22日から自宅待機とし、所轄保健所による指導により、濃厚接触の可能性がある選手、スタッフを自主隔離。22日に楽天生命パーク宮城内のクラブハウス、選手ロッカーの消毒を実施した。

 23日には楽天生命パークでの練習に参加していた監督、コーチ、選手、スタッフ、自主隔離中の計89人に対するPCR検査を実施し全員が陰性と判定された。

 NPBに報告した上で、銀次と濃厚接触者を除いて、今後は一、二軍ともにチーム活動を継続する。24日に予定されている侍ジャパンとの強化試合(楽天生命)は予定通り実施するという。