巨人の山口俊投手(34)が後半戦へ向けて注目している〝他競技〟とは…。

 23日、巨人は東京ドームで一軍練習を行った。6月にチームに加わった山口は4戦2勝2敗、防御率2・25の成績。後半戦でのフル回転を誓う右腕は2日連続でブルペン投球を行うと、「やりたいことも良い感じでできています」と手ごたえ十分だった。

 この日は東京五輪開会式。19年の「プレミア12」で侍ジャパン入りしていた右腕は、五輪の印象について「なんだろう、(水泳の)北島康介さんじゃないですか」と笑うと「テレビを付けてスポーツやっていれば、けっこう観たりしますね」と野球以外の競技にもそれなりに関心はあるという。

 そこで他競技の投球への参考になる部分を聞かれると、「んー、少なからずあるんじゃないですかね」と一瞬考え込んでから「僕は特に相撲だと思っているんで。一瞬の間合いだったり、タイミング。あれはすごい勉強になると思いました」。

 相撲は残念ながら五輪競技ではないが…。元幕内・谷嵐の息子らしく〝ドスコイ精神〟で後半戦へ臨む。