熱男との名コンビで優勝とはいかなかった。ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(32)が、17日の球宴第2戦(楽天生命)前に行われたホームランダービーに出場。チームメートの松田宣浩内野手(38)を打撃投手に指名して、2017年以来3度目の優勝を狙ったが、初戦でヤクルト・村上に1本差で敗れた。

 先攻で登場した柳田は、いきなり4本連続のサク越えを放ちスタンドを沸かせたが、最終的には2分間で5発。後攻のヤクルト・村上が6本目をスタンドに放り込むと、笑顔を浮かべて拍手でたたえた。

「ギータのサポートは僕が全部やりますんで、ギータにはプレーに専念してもらいたい」と語っていた熱男は、サク越えのたびに大きな声で後押し。惜しくも初戦敗退となったが、2人の絆の深さを感じさせた。