侍ジャパンコンビで反撃口火! 「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(メットライフ)が16日に行われ、0―3と劣勢だった全セは広島・菊池涼介内野手(31)と阪神・梅野隆太郎捕手(阪神・30)の東京五輪出場組が5回に見せ場をつくった。

 口火を切ったのは7番・菊池涼だ。全パ3番手の日本ハム・上沢から先頭で右前打を放って出塁。続く8番・梅野は「先頭の菊池さんが出てくれていい流れを作ってくれたので、自分も積極的にバットを振っていくことができた。一本出すことができて良かった」と右翼線へ適時三塁打で、1点を返した。

 菊池涼は5回まで2打数2安打、梅野も先発捕手として、高橋、戸郷の3回までは巨人勢とバッテリーを組むなど、球宴後に控える五輪の舞台へ向け、公式戦さながらのハッスルぶりを見せている。