球宴らしいシーンに球場が沸いた。16日の「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(メットライフ)の3回、全パの3番で先発したロッテ・レアード内野手(33)が二死から自身球宴初アーチとなる特大ソロを放った。全セ2番手の巨人・戸郷から左中間席中段へズドン。完璧な一打にベンチも大盛り上がりだった。

 すしを握る本塁打パフォーマンスもサク裂した。ベンチ前でおなじみのポーズを決めると、握ったすしを振るまう相方役にはソフトバンク・松田が名乗り。初めてとは思えない熱男との息の合った〝コンビプレー〟にパ・リーグファンを中心にスタンドも盛り上がりを見せた。