阪神・藤原崇起オーナー兼球団社長(69)が前半戦最終戦となった14日のDeNA戦前に、13年ぶりで首位での折り返しを飾ったチームの前半戦の戦いぶりを総括した。

 貯金15、12球団最高勝率での折り返しに、猛虎のトップも「今までのチームと本当に顔ぶれが違う。監督、コーチがそういうふうなメンバーを思い切って使いながら盛り立ててきた。1位でターンするというところでは、本当に頑張っているというふうに思いますし、私自身は満足しています」と、現場の責任者・矢野燿大監督(52)の手腕を高く評価。今季は3年目の契約最終年ということもあり「また、じっくりとお話しをさせていただきたいなと。どっかでしないといけません」と、シーズン再開までに、続投要請を含めた会談の場を設ける可能性を示唆した。

 球団だけではなく本社内でも、来季以降も矢野体制で今年の16年ぶりのリーグV達成はもとより、常勝チームへの組織作りに着手していくことで近々、方向性は一本化されるもようだ。