中日は11日のDeNA戦(バンテリン)で5―5とリーグ最多となる今季12度目の引き分け。5―1の8回に3番手・福が3失点し、9回は来日4年目で初の4連投となるR・マルティネスが追いつかれた。その裏の攻撃も一死満塁の好機で木下拓が併殺打に倒れ、今季2度目の4連勝と、今季初の同一カード3連勝を目前にし、逃した。
以下は与田剛監督(55)の一問一答。
――9回のサヨナラ機で木下拓が併殺打
「もうしょうがない。期待していたところだったが」
――4連投で失点したR・マルティネスは
「1点取られたが、何とか同点で抑えてくれたし、4連投の疲れの中で本当によく投げてくれた」
――8回は福が3失点
「そういうときもあるね。次は抑えてくれるでしょう」
――先発の勝野に何とか2か月ぶりに勝ちをつけたかった
「それはみんな同じ気持ちなんでね。次の登板のときにまた勝たせられるように」
――根尾を今季初めて2番で起用
「いろいろコーチと相談していきながらね。今日もいい安打が出たし、四球もあったし、守備もいいところがあった」
――打線は6回に5点奪って逆転した
「ワンチャンスで5点というビッグイニングをつくれたことは良かったが、安打数(6)は多くなかったので、その前後のところで何とかしぶとい打撃を出せればなと思う」
――その前後にもう1、2点ほしかった
「もちろん、それはそうなんだけど。あの5点に関しては集中力を持ってしっかり点が取れたのでは」
――この9連戦は、ここまで2カード勝ち越して最後は広島との3連戦
「とにかく一つでも多く勝っていかないといけない。選手も当然疲れていると思うが、前半戦の残り3つを、何とか一つでも多く勝てるように」
――R・マルティネスの起用法は
「ライデル以外もそうだし、日々確認をしていきながら。(今日は)基本的に4連投はあまりさせたくなかったが、あそこは最後は踏ん張ってもらわないといけない。(明日以降は)体調をみながらね」
――明日12日に先発する大野雄には何とか踏ん張ってもらいたい
「そうですね。少しでも長く投げられるといいなと思う」