またもやケガによる主力の離脱に、巨人・原辰徳監督(62)が表情を曇らせた。

 梶谷隆幸外野手(32)が10日の阪神戦(甲子園)で、初回に右手に死球を受け交代。西宮市内の病院で「右第3中手骨骨幹部骨折」と診断された。

 阪神に快勝後、指揮官は「当然勝負の中でね、故意という部分ではないけれどもね、やっぱり骨折というのは避けてもらいたいところだね、それはね」と表情を厳しくした。

 それでも起こってしまったことは仕方はない。「ただ、現実ね、1日でも早く治るということと、治すということと、まあ、前を向いて我々は戦うということですね」と度重なるアクシデントを正面から受け止めた。