今季初登板のヤクルト・原樹理投手(27)が10日の広島戦(神宮)で、0―2の4回二死走者なしの場面で、上本への139キロ直球が頭部死球となり、危険球で退場した。

 原は8日に小川が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、その代役としてこの日、今年初めて一軍登録をされて初先発を果たした。

 2回に先頭・坂倉に安打、一死後に上本にも二塁打を許して二、三塁のピンチを招くと、石原の適時打で2点を失った。しかし、3回は三者凡退と波に乗りかけていた。

 審判に危険球退場を宣告されると、原は肩を落としてマウンドから離れた。2番手には急きょ大下が登板した。