3年契約最終年 中日・与田監督は〝7月危機〟を回避できるか

2021年07月10日 06時15分

〝7月攻勢〟だ
〝7月攻勢〟だ

 竜の指揮官は〝7月危機〟を回避できるか。中日は9日のDeNA戦(バンテリン)に3―1で勝利。約1か月ぶりの連勝に与田剛監督(55)は「地元の声援、ファンの皆様の力は助かります」とホームの応援に感謝した。

 何とか上位進出への足がかりを作りたい与田監督だが、実は7月は〝鬼門〟となっている。就任1年目の2019年7月1日には中日の公式応援団が応援歌「サウスポー」の自粛を発表。「お前」という歌詞に与田監督からクレームが入ったことが理由だとわかると「細かいことにケチをつけるな」とネットを中心に大炎上し、各局のワイドショーでも取り上げられるなど大騒ぎに。チームも7月は10勝13敗と負け越した。

 また昨年7月7日のヤクルト戦で与田監督は延長10回表までに控え野手を全員起用。10回裏に二死満塁の好機を迎えるも野手がいないため仕方なく投手・岡田の代打に同じく投手の三ツ間を送りファンをあ然とさせた。

 チームはここから下降線に入り7月は10勝15敗2分けと苦しい戦いを強いられた。「お前騒動」「代打・三ツ間事件」と2年続けて7月に〝渦中の人〟となった与田監督だが、9年ぶりクライマックスシリーズ(CS)出場を目指すためにも今年こそは貯金月間としたいところだろう。

 現在、借金「8」の中日だが、3日のヤクルト戦で借金「10」になったときには周囲はざわついた。与田監督は3年契約の最終年だけに「借金が2桁になったらいろいろと動き出すのでは」と一部でささやかれていたからだ。「CSに出場できればまだ(与田監督続投の)チャンスはある」(中日OB)とも言われてはいるものの、3位・ヤクルトとは8・5ゲーム差。7月に入って3勝3敗1分けの与田竜は今年こそ〝7月攻勢〟といきたいところだ。

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