7日の中日戦(東京ドーム)に3―1での勝利後、巨人・原辰徳監督(62)は「松坂から電話があった」と今季限りでの引退を決めた西武・松坂大輔投手(40)から“直電”があったことを明かした。

 試合前に「(2009年WBCで)世界一を取れたというのはね、松坂の力というのが非常に大きかった」と平成の怪物をねぎらっていた指揮官は、「たぶん世界中の投手の中でね、一番大きな舞台でたくさん投げた投手の一人だと思うよ。俺はもう、大輔の次に来る人はいないと思うよ。だって(横浜高時代)16歳くらいから放っているもんな」と改めてその功績をたたえた。

 最後に原監督は「ご苦労さん」と右腕に愛のある言葉をかけた。