中日の歴史的貧打でクローズアップ 2011年〝オレ流打線〟のヤバい数字 

2021年07月07日 10時00分

巨人戦2000試合を競り勝った与田監督も貧打には頭が痛い

【デスクと記者のナイショ話】

 デスク 中日は6日の巨人戦(前橋)に3―2勝って連敗を「5」でストップか。巨人戦2000試合目のメモリアルゲームでようやく泥沼から抜け出したな。

 中日担当記者 でも、6回2失点(自責1)の先発・大野雄に勝ちをつけてあげたかったですね。中日は今季78試合で総得点が228点。チーム打率2割3分8厘で1試合平均2・92点しか取れてません。ちなみに巨人は同じ78試合でトータル331点。1試合平均4・24点とかなり開きがあります。援護が少ないから中日の投手は大変ですよ。

 デスク 打撃が課題のチームとはいえ、ひどいな。球団史上最弱の打線なんじゃないか。

 中日担当記者 中日がバンテリンドーム(旧ナゴヤドーム)に本拠地を移してから今年で25年目なんですが、実は今季よりももっと打てなかったシーズンがあるんです。それは落合政権最終年の2011年。中日のチーム打率は2割2分8厘で144試合での総得点が419点。1試合あたり2・91点しか取れなかったんですが、球団史上初の連覇を成し遂げてます。

 デスク よく優勝できたな。

 中日担当記者 だから今、関係者の間で「今年よりも点が取れなかったのに優勝に導いた落合監督はすごい」と改めてオレ流が評価されてます。当時の球団事情に詳しいOBは「あの年は落合の意地が爆発した」と言っています。

 デスク どういうことだ?

 中日担当記者 シーズン途中の9月22日に落合監督のこのシーズン限りでの退任が発表されたんですよ。事実上の更迭でしたが、この日からチームは16勝7敗3分けと7割近い勝率で勝ちまくり逆転Vを決めたんです。「クビにされても落合は優勝をあきらめなかった。あそこで落合の人間力が出た」「あの年優勝できたのはやっぱり監督の力でしょう」とOBや関係者の間で改めてオレ流の偉大さがクローズアップされています。

 デスク 与田監督も意地を爆発させて、ここから大逆襲を見せてほしいもんだな。

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