コイの主砲が〝らしさ〟を取り戻しつつある。広島の鈴木誠也外野手(26)が29日の巨人戦(東京ドーム)に「4番・右翼」で先発出場。すると初回二死一塁での第1打席でいきなり見せた。

 カウント1―1から巨人先発・サンチェスの3球目、139キロ変化球をとらえて左翼へ先制の2ランを放った。これが今季10号で、鈴木誠は2016年から6年連続で2桁本塁打を達成した。

 ベンチに戻ると笑顔でナインとエアタッチをした鈴木誠は「初回に先制点を取ることができて、(大瀬良)大地さんの援護になって良かったです」と話した。