日ハム・小谷野が西武とFA交渉「フェアな競争」約束に感謝

2014年11月19日 19時38分

西武と交渉を行った小谷野

 日本ハムからFA宣言している小谷野栄一内野手(34)が19日、都内で西武と交渉し、両者ともに好感触を語った。

 

 約1時間の交渉後、会見に臨んだ小谷野は「すごく高い評価をしていただいた。(正三塁手争いを)年齢に関係なくチャレンジさせていただけると言ってもらえた。すごくうれしいことですし、ボクが求めていたところ」とコメント。

 

 日本ハムでは世代交代の波に押し出される形で、3年目の近藤にポジションを明け渡さざるを得ない立場だっただけに、西武が保証してくれた「フェアな競争」は、何よりうれしい言葉だった。

 

「若い子たちと横一線でチャレンジさせていただけること。その中で勝ち取らなければいけないことは当然ですし、その機会をいただけることがうれしい」と、あえてポジションを確約しなかった西武の交渉手法にも重ねて感謝の言葉を並べた。

 

 球団から提示された背番号は現在、小谷野自身が着けている「5」と「6」からの選択。6に関しては、田辺監督が現役時代に背負っていた番号であり、前身の西鉄時代には「怪童」と呼ばれた中西太氏が着けていた番号だ。金銭条件は2年2億円とみられる。

 

 一方、西武の鈴木球団本部長は「非常に中身の濃い話ができた。(手応えは)あります。いろんな会話の中で、向こうが質問をして答えを返す中で話がスムーズだった」と大きな手応えを語った。

 

 すでに17日にオリックスとの交渉も済ませている小谷野は「(FA権を)行使するにあたって、日本ハムも残留OKという中で行使できたことですから、きちんと3球団の中で考えて今月中に決断したい」。12年間在籍した日本ハムにも礼を尽くしながら、新たなチャレンジへ臨む覚悟を示した。