打撃不振に陥っていた中日・阿部寿樹内野手(31)が28日、今季初めて出場選手登録を抹消された。

 プロ4年目の2019年は初めて規定打席に到達して打率2割9分1厘と正二塁手としてブレーク。昨季は115試合で打率2割5分7厘、リーグワーストの21併殺打と振るわなかったが、いずれも自己最多の13本塁打、61打点をマークした。

 ところが、6年目の今季はここまで59試合で打率2割6厘、4本塁打、13打点と低迷。27日の広島戦(マツダ)では「6番・二塁」で3試合ぶりにスタメン出場したが、4打数無安打に倒れ、20日ヤクルト戦(神宮)の第2打席での安打を最後に13打席連続無安打になった。

 今後、二軍調整で打棒復活のきっかけをつかむ。