勝ち切れなかった。広島は27日の中日戦(マツダ)に1―1で引き分けた。先発・森下は8回1失点の好投。9回に登板したルーキー栗林も三者連続三振と圧巻の投球を披露したが、打線がつながらず、13残塁の拙攻に終わった。

 借金は変わらず15のまま。佐々岡監督は「2人(森下、栗林)がしっかり試合をつくった中での展開だっただけにね」と肩を落とし「今のチームが(借金を)1つでも減らしていく中では、引き分けでは減らないわけだからね」と話した。