西武・平良海馬投手(21)が26日のオリックス戦(京セラ)で、3―3と同点の9回に5番手として登板。今季2度目の2四球で一死一、二塁のピンチを背負いながらも後続を断ち、連続無失点記録を「37試合」に伸ばした。

 これで平良は2011年のDeNA・篠原貴行に並び歴代2位に浮上。阪神・藤川球児(06年)の持つプロ野球記録「38試合」に王手をかけた。

 吉田正、T―岡田に四球を与え一死一、二塁のピンチに立った平良。ここでロメロをカウント1―2と追い込んだ無失点右腕は、勝負球に内角高め154キロのストレートをチョイスし注文通りに空振り三振。最後の打者・大城も全て外角球の158キロストレート、131キロスライダー、136キロスライダーで寄せ付けず3球三振斬りで締めくくり、平良が当時6歳だった、15年前に作られたNPB記録に王手をかけた。

 平良の投球内容は1回打者5人に21球を投げ無安打無失点2四球。ストレートの最速は158キロだった。