自身2連勝とはいかなかった。広島の玉村昇悟投手(20)が25日の中日戦(マツダ)に先発し5回を被安打5、与四球2で3失点と粘ったが勝利はつかめなかった。

 立ち上がりは安定していた。走者を出しながらも4回まで無失点。しかし、5回一死で突如崩れた。加藤翔に四球を与えるなどして二死二塁のピンチを招くと、投手・柳に同点の適時打を浴びた。なおも二死一塁で大島には安打、そして三ツ俣に右翼線への2点適時打されて勝ち越しを許した。

 6回から2番手・コルニエルと交代。6回裏の攻撃でチームが2点を挙げたため、自身の負けは消えた。それでも玉村は「制球が定まらない中で4回までいけたのは良かったが、粘られてしまった。なかなか決められずチームに流れを持っていけなかった」と反省しきりだった。