巨人の4番・岡本和真内野手(24)が25日のヤクルト戦(神宮)で20号3ランを放った。

 東京五輪〝落選〟の悔しさを晴らす一発だった。侍ジャパン・稲葉監督が観戦する中、2点リードの3回一死一、二塁で岡本和はヤクルト先発・石川の初球の変化球をフルスイング。グシャッという打撃音を残して弾かれた打球は、センターバックスクリーンを直撃した。

 6月12日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、7戦ぶりの快音。岡本和にとっては4年連続の20号となった。セ・キング村上にあと2本に迫った一発は、五輪ショックを晴らす特大弾となった。