育成の星となれ! 巨人の戸田懐生投手(20)と平間隼人内野手(24)が24日、フレッシュ球宴のメンバーに選出された。また、ドラフト1位ルーキー・平内龍太投手(22)も同じく選ばれた。

 今季開幕を育成で迎えた2選手が、晴れの舞台へ望む。育成7位ルーキーの戸田は、今季の二軍戦で7試合に先発して3勝、防御率3・34と力投すると、今月7日に異例ともいえる一軍への〝スピード昇格〟。一方、2019年の育成ドラフト1位・平間も、今季は二軍戦で51試合に出場し、打率3割2分1厘、2本塁打、14打点と活躍すると、17日に支配下昇格を勝ち取った。

 戸田は「入った時はこういう(フレッシュ)オールスターとかに出れるとは思ってなかったので、選んでもらってうれしいです」と率直な喜びを告白。さらには「投球フォームが人と違うので、そこを見てもらって、やっぱり真っすぐで勝負していきたいなと思います」と、独特な2段モーションによるフォームをアピールポイントとして語った。

 平間も「素直にうれしいです」と明かせば「打撃でチャンスがあれば一振りで何かいい印象が与えられたらなと思います」と意気込み十分。巨人の次世代を担う若手の活躍で、他の育成選手に希望を与える活躍を見せることができるか、注目だ。