“特別扱いするな”の声に一矢! 中日・高橋周が起死回生の5号ソロ

2021年06月24日 06時15分

先制ソロを放ちダイヤモンドを一周しながら舌を出す高橋周

 崖っぷちの中日・高橋周平内野手(27)が起死回生の一発を放った。23日の阪神戦(バンテリン)で中日は6―2で勝利し、連敗をストップ。借金を再び5まで減らした。

 意地を見せたのが高橋周だ。ここ10試合連続で3番スタメン起用され、初回二死から相手先発のアルカンタラの139キロカットボールを叩くと、打球は右翼ポール際に突き刺さる5号ソロ。これがチームにとって7試合ぶりの先制点となった。「ホームランになって良かったです」とだけ喜びのコメントをした高橋周だが、試合前まではスランプに陥っていた。

 不動の三塁レギュラーとして、ここまで開幕からチームで唯一、全試合スタメン出場。ところが、6月9日の楽天戦で1試合2本塁打を含む4安打4打点と大暴れして2割8分2厘あった打率がそれ以降、8試合で29打数3安打、打率1割3厘とさっぱりで2割6分1厘まで急降下した。

 さらに前日22日の阪神戦では1点を追う6回一死一、三塁の好機に痛恨の併殺打で〝戦犯〟となってしまった。そのため、チーム内では高橋周の起用法について疑問視する声も出始めていた。

 チーム関係者は「これだけチャンスに打てなくて3番に周平を置き続けるのはもう限界では。打順を7、8番に下げたり、いっそ二軍で調整し直した方がいいのでは。打撃不振で平田や、プロ入り5年目して京田さえも二軍落ちしているわけだからこれ以上、打てないのなら周平だけ特別扱いするのではなく、何らかの策を講じないといけない」と指摘していた。

 この日の高橋周は3回の第2打席でも左前打を放ち、4打数2安打と、まさにそうした声に一矢報いる一発となったが、今後もキャプテンとしてチームを勝利へ導くことができるか。

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