踏ん張り切れなかった。広島のドラフト3位ルーキー、大道温貴投手(22)が20日のDeNA戦(東京ドーム)でプロ2度目の先発を果たした。しかし、3回2/3を被安打6、与四球3で8失点と大炎上。プロ初黒星を喫した。

 2回まで無安打無失点。しかし3回、先頭の柴田に四球を与え、何とか二死三塁まで持ち込むも桑原の内野安打で先制を許す。伊藤光、佐野にも安打され塁が埋まると、オースティンに15号満塁弾を被弾した。4回にも3失点し、この回を投げ切れずに降板した。

 大道は「3回の先頭から少しバランスが崩れてしまい、気持ちの切り替えもできず修正できなかったことが大量失点につながってしまった」とうなだれた。次回に向けては「同じ失敗をしないように今後につなげていきたい」と話した。