東京五輪代表に選出された岩崎優投手(30)が20日の巨人戦で、3日の交流戦・オリックス戦以来の一軍登板を果たした。

 1点をリードされた8回に3番手で登板。先頭・松原に中前打を許したが後続のウィ―ラー、丸、岡本和の中軸を落ち着いて仕留めた。1回無失点で一軍復帰後初登板を無難に19球で終えた仕事人はいつものように、表情を崩すことなく、クールにベンチのハイタッチに応じた。

 首位を走る阪神で岩崎は開幕から不動のセットアッパーとして君臨。この日までに27試合で19ホールドと、ブルペンに欠かせない存在となっていたが、登板過多による蓄積疲労で交流戦に入り調子を落とし、今月4日にリフレッシュを目的として登録を抹消。リーグ戦再開となる今カードの巨人戦からブルペンに復帰していた。