中日が19日のヤクルト戦(神宮)に7―3で勝利。連敗を「3」でストップした。

 試合前から降り続く雨の中、大島のバットが火を噴いた。1点を先制された直後の2回二死二、三塁でヤクルト先発・小川から左翼線へ逆転の2点適時二塁打を放った。「打ったのはカットボールです。こんなグラウンド状態だし、追い込まれていたので何とかバットに当てようと思っていました。いいところに飛んでくれました」

 竜の安打製造機は再び1点ビハインドで迎えた4回二死一、三塁の場面でも、右翼へ2点適時三塁打を放って再逆転。「打ったのはフォークボールです。少し泳がされましたけどいいところに飛んでくれましたね」と笑顔を見せた。

 1試合4打点は自身初。「(神宮球場は)打線が頑張らなきゃいけない球場だと思う。僕だけじゃないんですけど追加点も取れたし、今日勝てたのはたまたま僕が4打点挙げたかなということ」という大島がこの日のように打ちまくれば、チームも上昇気流に乗りそうだ。